リーガ第3節:レアル・ソシエダ(A)

2010/09/19

David R. Anchuelo

     

レアル・ソシエダ1-2レアル・マドリード

Realmadrid.com

モウリーニョは試合前の記者会見でレアル・ソシエダ戦が今シーズンで一番難しい試合になると話していたが、その通りの試合になった。ラ・レアルはピッチの上に多くのトラップを仕掛けており、レアル・マドリードはアノエタから勝ち点3を持ち帰る為にそのトラップをクリアする必要があった。ロスブランコスは正面から立ち向かい、決して逃げる事なく戦い、敵意に満ちた舞台と強敵からの勝利を獲得した。

チームはアノエタでも勝利への明確な意思と高いリズムのプレーを見せた。モウリーニョの注文どおりにチームは試合開始から集中したプレーをピッチで見せる。時計の針が10分を過ぎた時には既に5度のシュートを放っていた。だが今回の対戦、相手はマドリードと勝負する事を受け入れ、同じ激しさとテンションで試合に集中していた。そのため、試合はコントロール、規律の入る隙のないどちらが優勢ともいえない展開に。ラ・レアルは左サイドからシュートを放ったのを初め、シャビ・プリエトが危険なクロスを供給。これまでの試合では後方からゆっくりと試合を眺めていたカシージャスだったが、この日は違った。グリーズマンに2度の決定的チャンスを作られたが、幸運にもボールはいずれも枠の外に。

モウリーニョのチームはホームチームの勢いに流される事なくクリスティアーノ・ロナウド、ディ・マリアが舵を取ったショートカウンターからブラボの守るゴールを目指す。これまでの試合、思うようなプレーを見せていたエジルだが、アノエタでは思うようなプレーをさせてもらえない。ボールコントロールが上手くいかないだけでなく、相手に主導権を握られ、体力を消費された事から、前半は良いプレーをすることが出来ずにいた。前半は0対0で終了。

後半も同じ形でスタート。肉弾戦がメインのハードなサッカー。まるでリーガではなくプレミアリーグのようなリズムでの戦いが続く。その戦いの中ディ・マリアのファインゴールが生まれる。5分、左サイドからアルゼンチン人FWは切り込み絶妙なシュートを放つと、ボールはブラボの手の届かない先へ着地した。レアル・マドリードが主導権を握り始める。

先制点を奪われても諦める事のないホームチーム。マドリディスタに引き続きプレッシャーを懸け続け、セットプレーから同点ゴールを決める。右サイドのFKをタムードが膝で押し込む。スコアボードは1対1を示し、カシージャスの無失点記録は途切れた。だが、マドリードはこの失点にショックを感じることなく、勝利につながる得点を目指していく。クリスティアーノ・ロナウドはこの試合を通してゴールを目指していた選手。FKのチャンスを掴んだポルトガル人FW。キックは壁の中にいたペペの体に当たったことで大きなドライブを描き、ブラボも反応する事が出来ずにネットにボールは吸い込まれていった。1対2。残り時間は15分。

追加点を奪った事でモウリーニョはベンチを動かす。ディ・マリア、エジルに代えてラス、グラネロを投入。テニスのラリーのような攻守の切り替えをストップさせ、中盤で試合をコントロールする事を目指した。交代が功を奏し、マドリードは落ち着きを見せる。ボールをしっかりとコントロールし、勝利を目指して最後の力を振り絞るラ・レアルを抑えた。終盤、クリスティアーノ・ロナウド、イグアインが試合を決定付けるチャンスを掴むが、スコアボードの数字を変えることは出来ないまま、試合は終了。この勝利で勝ち点を7に伸ばしたモウリーニョのチーム。リーガでは無敗を続けている。



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