モウリーニョがいれば監督に困らない

2011/01/12

Víctor Carretero

     

チューリッヒからスペインへ戻る飛行機の中でカシージャス、クリスティアーノ・ロナウドはポルトガル人監督を賞賛。

Realmadrid.com

月曜日、モウリーニョにとって忘れられない一日に。ポルトガル人監督はFIFA2010最優秀監督のトロフィーをはなすことなく、FIFA/FIFPro2010のベスト11に選ばれたクリスティアーノ・ロナウド、カシージャスとスペインへ戻る飛行機の中で会話の花を咲かせていた。3人のマドリディスタはエグゼクティブGMのホセ・アンヘル・サンチェス、会長付きGMのホルヘ・バルダーノ、クラブ役員のエミリオ・ブトラゲーニョが共にし、FIFAアワードについて語り合った。その中でポルトガル人監督の話がもちろん出ており、「タイトルを獲得するために共に戦っていく」とクリスティアーノ・ロナウドはモウリーニョと共に成功を掴むことを誓っている。

―FIFAアワードの中で印象に残ったのはモウリーニョ監督がカシージャス、クリスティアーノ・ロナウドを抱きしめた時とインテルの3選手が賞を受賞した時でしたね。

モウリーニョ:監督は選手がついてこなければ無力なもの。選手が良い働きをしなければ、監督は難しい状況に陥る。選手との間にフィーリングを得ることが出来なければ、監督として厳しいものになる。今日、自分は5人の自分の選手たちといた。2人のマドリード、3人のインテルの選手。力を出してくれた5人の選手たちがいたので良い雰囲気だったから、少し感情的になった。何故なら自分にとって選手が一番重要。5人の選手を自分は抱きしめたが、自分と共に戦ってくれた選手、家族の愛、次にむかうためのモチベーションがなければ自分は無力なもの。選手と自分は一蓮托生だし、この選手達(カシージャス、クリスティアーノ・ロナウド)とタイトルを勝ち取りたいし、それが今一番重要なこと。

―これだけの賞賛を受けるのにモウリーニョは選手たちに何をもたらしているのでしょうか。

カシージャス:6か月彼と共に仕事をしているが、人々がイメージするモウリーニョとはあまりかぶることがない人物。全員のことを気にかけているし、選手の周りにいるスタッフの事も決して忘れることはない。彼らの存在はチームにとって大事。それはロッカールームに浸透しているし、自分もチームメートも監督が自分たちと一緒にいることを喜んでいる。これからも長くこの時間が続くことを望んでいる。レアル・マドリードはこれから長い間ベンチに座ってもらわないといけない監督を見つけた。

クリスティアーノ・ロナウド:プロフェッショナルに徹した人々は人生で多くのものをより勝ち得る。他の人よりプロ意識が高いと他の人より成功を得るもの。それは選手でも監督でも変わらないものだから、自分には賞をモウリーニョがもらうことは分かっていた。そうでなければ不公平なもの。そのことを隠すつもりもないし、思っていることを声を大にして自分は言う。監督は3つの大きな賞を獲得している。FIFA最優秀監督が他の監督の手に渡らず、監督のもとに残ったので本当に嬉しい。モウリーニョと彼のスタッフはとてもプロ意識が高い。彼らと仕事を始めた時に本当に驚いた。自分は意識の高い人々と共に仕事をするのが好きだし、それはモチベーションになる。モウリーニョと一緒にサッカーをする夢をいつも持っていた。彼が世界1の監督というだけでなく、ポルトガル人であることや彼の力を証明する獲得したタイトルやキャリアからいってもね。その夢が実現したし、今はレアル・マドリードでインテル・ミラノ、ポルト、チェルシーで獲得したタイトルを獲得することを願っている。監督が勝者になるなら、自分達も同じ。成功を共にするために自分たちは共に戦っている。

カシージャス:クリスティアーノの言ったことが実現することを期待している。間違いなくマドリディスタにとってそれは良いことだからね。来年のアワードで多くのレアル・マドリードの選手がノミネートされることを祈っている。アワードにマドリディスタがたくさんいることは成功に満ちたシーズンを送ったことを意味するし、チームが1面でカップを飾り、祝福のコメントがあることになる。どの賞も同じように嬉しいもの。

―監督はもう表彰されました。今度は選手の番ですね

モウリーニョ:来年また自分がこの賞を獲得するだろうと皆が話してくれたが、自分は自分が出るよりも自分の選手たちがあの舞台に立つことを望んでいると答えた。バロンドールの候補者になる力のある2,3人の選手達と共に戦っている。いつの日かGKがバロンドールを獲得しなければいけないと思っているし、カシージャスが受賞者になることを望んでいる。彼は最高のGK。クリスティアーノ・ロナウドはこれから4,5回バロンドールを獲得しなければいけないし、カシージャスもタイトルを取らないといけない選手だ。

―GKがバロンドールを取る時が来ていますね。これまでヤシンしか獲得していません。

クリスティアーノ・ロナウド:カシージャスもピッチの選手だし、他の選手と同じ評価を持っている。2010年に関しては最終候補に入らなければいけない選手だと思っている。W杯を勝ったし素晴らしいパフォーマンスを見せている。

モウリーニョ:W杯決勝でロッベンのシュートを止めたようにね。

クリスティアーノ・ロナウド:ロッベンのストップ、パラグアイ戦のPKストップ…バロンドールを選考するFIFAのコンセプトが自分にはわからない。GKがバロンドールを獲得したら自分は嬉しいし、その賞にGKも相応しい。

―クリスティアーノ・ロナウドも相応しいと思いますが。

カシージャス:クリスティアーノの能力から言ってバロンドールに相応しい選手。高みにいるために自分自身に厳しくしているし、生まれつきの勝者。来年あの舞台に立つことを望んでいるはず。彼の力になるために、チームの為に自分たちは出来る限り全ての協力をしていくし、監督もサポートしていく。自分たちが彼が一番の選手、得点王になることを望んでいることを疑って欲しくない。レアル・マドリードにとっても世界指折りの選手を起用できることは大きな意味がある。

―最後にモウリーニョはどんな監督ですか。毎日のトレーニングではどうですか。

クリスティアーノ・ロナウド:この5,6年でモウリーニョがこれだけ多くのタイトルを獲得しているのは決して偶然ではない。彼とはまだ少しの時間しか一緒に過ごしていないが、監督からは多くのことを学んでいる。本当に日々勉強。これまでにないほどにサッカーに取り組めていると感じているし、今の気持ちを持ってサッカーに向かっていきたい。自分たちの成功はモウリーニョのおかげ。監督と一緒にレアル・マドリードで仕事が出来ることを本当に嬉しく思っている。

カシージャス:今までの監督それぞれも自分に何かをもたらしてくれた。それぞれが自分を育ててくれたし、全員から多くのことを学んだ。代表、マドリードのキャプテンの今、監督と一緒にサッカーが出来ることはポジティブなものだと考えている。前にはなかった成熟度を今は持っている。モウリーニョは自分が良いグループを作るためにメンバー全員とどう接していくべきかを教えてくれる最高の監督。

―最後に監督から一言

モウリーニョ:明日はまた子供を学校に連れて行かなければいけないけど、本当に今日は凄く感動した。間違いなく家に着いた時、子供たちは眠らずに妻と共に自分を待っていてくれるだろう。それは本当に嬉しいことだけど、明日になったら気持ちをまた切り替えていく。

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